カーポートの改修など
古臭く見える門周辺や、芝部分や敷石の整理、カーポートの段差を解消して、もう一台の駐車スペースなどをご希望されていました。
駐車スペースに向かって右のレンガ色のタイル壁は、隣家との境界であり残す方針。
玄関に至るアプローチもコンクリート板を並べたもので、植栽ゾーンや芝のゾーンなど雑然としているものの整理が目的。
- 竣工後
カーポートは2台分に改修、自転車も雨に濡れない形に改修。門のタイルは残したレンガ色のタイルと似たデザインで。
2台目のカーポートは常時駐車ではないため、アプローチとしてのデザイン性も考えランダム色の石灰岩貼に。駐車スペースと窓前のスペースはブロックで仕切り、砂利を敷いて仕上げ。一部に植栽ゾーンを作り植木を入れています。
アプローチ
玄関へのアプローチは、天然石風の塗装コンクリート板敷。300角と300×600のサイズの違うものを並べ、芝との自然な連続、植栽ゾーンとは御影石で明確に区別しています。
道路面から続く石灰岩の石貼ゾーン、玄関から続くコンクリート板ゾーンの切替地点は、植栽ゾーンの御影石との曲線や、クランクする動線を踏まえ、グレー色の乱貼りのモザイク石貼にする。
違う素材や曲線の交わるゾーンに、それぞれと違う素材、違う系統の色を使用する事で緩衝材となる事を目指した。